クローン情報・プレート情報
プレート出荷の際のSource BioScienceにおける試験では、phageコンタミネーションは確認されておりません。 ただし、phageコンタミネーションが無いことを100%保証するものではありませんので、プレートの取り扱いには十分な注意をお願い致します。
□ Mouse Lymphochip subset (IRAP)プレート情報
□クローン受け取り後の処置について
- IRAP
- クローンは8%グリセロールを含むLB液体培地(50?g/ml Ampicillin)にレプリカされています。96wellプレート130枚をドライアイス詰めで出荷しておりますので、 お受け取り後は直ちに-70℃で保存してください。このプレートからさらにレプリカを行う場合は同培地を用いて、37℃で一晩培養して下さい。
こうして冷凍保存したクローンはプラスミドを単離してから精製、またはPCR増幅用に再度培養することが出来ます。
□ベクター情報
同じプレートにあるクローンには全て同じベクターが使われています。
このセットでは下記のベクターが使われています。
- □pBluescribe modified
- □pBluescript SK+
- □pCMV-SPORT2
- □pCMV-SPORT6
- □pME18S-FL3
- □pSPORT1
- □pT7T3D-Pac
- □pZL1
□ Human Lymphochip subset (IRAY, IRBA, IRAZ, IRBB)プレート情報
□クローン受け取り後の処置について
- IRAY, IRBA
- クローンは8%グリセロールを含むLB液体培地(50?g/ml Ampicillin)にレプリカされています。IRAYは96wellプレート17枚、 IRBAは96wellプレート12枚をドライアイス詰めで出荷しておりますので、お受け取り後は直ちに-70℃で保存してください。 このプレートからさらにレプリカを行う場合は同培地を用いて、37℃で一晩培養して下さい。
- IRAZ, IRBB
- クローンは8%グリセロールを含むLB液体培地(27?g/ml Chloramphenicol)にレプリカされています。 IRAZ、IRBAのいずれもプレート3枚をドライアイス詰めで出荷しておりますので、お受け取り後は直ちに-70℃で保存してください。 このプレートからさらにレプリカを行う場合は同培地を用いて、30℃で一晩培養して下さい。
こうして冷凍保存したクローンはプラスミドを単離してから精製、またはPCR増幅用に再度培養することが出来ます。
□ベクター情報
同じプレートにあるクローンには全て同じベクターが使われています。
このセットでは下記のベクターが使われています。
- □pBluescript SK
- □pBluescript SK-
- □pBluescript R
- □lafmid BA
- □pCMV-SPORT4
- □pCMV-SPORT6
- □pCMV-SPORT6.ccdb
- □pSPORT1
- □pT7T3D-PacI
- □pOTB7
- □pOTB7a
- □pDNR-LIB
- □pAMP1
- □pAMP10
□ Human glioma-related subset (IRAX)プレート情報
□クローン受け取り後の処置について
- IRAX
- クローンは8%グリセロールを含むLB液体培地(50?g/ml Ampicillin)にレプリカされています。 96wellプレート59枚をドライアイス詰めで出荷しておりますので、お受け取り後は直ちに-70℃で保存してください。 このプレートからさらにレプリカを行う場合は同培地を用いて、37℃で一晩培養して下さい。
こうして冷凍保存したクローンはプラスミドを単離してから精製、またはPCR増幅用に再度培養することが出来ます。
□ベクター情報
プレート番号1を除いて、同じプレートにあるクローンには、全て同じベクターが使われています。プレート番号1には3種類のベクターが使われています。
このセットでは下記のベクターが使われています。
- □pBluescript SK-
- □pCMV-SPORT6
- □pT7T3D-PacI
- □lafmid BA
- □pAMP1
□ Mouse pancreas genes (IRBD, IRBE)クローン情報・プレート情報
□クローン受け取り後の処置について
- IRBD
-
Slant tubeでお受け取りの場合
クローンはLB寒天培地(50?g/ml Ampicillin)にて培養されています。お受け取り後は冷凍せず、4℃で保存してください。 受け取られましたらできる限り早く同じ成分の培地に植菌して37℃で一晩培養し、シングルコロニーを回収してください。
プレート番号1から4はpBluescript II SK、5から71はpSport Iがそれぞれ使われています。
- IRBE
-
Slant tubeでお受け取りの場合
クローンはLB寒天培地(50?g/ml Ampicillin)にて培養されています。お受け取り後は冷凍せず、4℃で保存してください。 受け取られましたらできる限り早く同じ成分の培地に植菌して37℃で一晩培養し、シングルコロニーを回収してください。
全てのプレートにpZero2が使われています。
こうして冷凍保存したクローンはプラスミドを単離してから精製、またはPCR増幅用に再度培養することが出来ます。 - Slant tubeについて
- 同じ抗生物質と8%グリセロールを含むLB液体培地に、10個以上のシングルコロニーを移して培養した後、-70℃で保存してください。 こうして冷凍保存したクローンはプラスミドの単離や精製の時に、再び培養することができます。
シングルコロニーを培養することはライブラリーを複製するのと同様、コンタミネーションやクロスコンタミネーション、 オリジナルプレートの変異などが起きた場合に備えるために必要です。 シングルコロニーを多く培養しておけば、問題が起きた時に本来のクローンを手に入れられる可能性が高くなります。 この方法を使えばコンタミネーションを起こしているクローンから、本来のクローンを単離することもできます。
□ベクター情報
プレート番号1を除いて、同じプレートにあるクローンには、全て同じベクターが使われています。プレート番号1には3種類のベクターが使われています。
このセットでは下記のベクターが使われています。
- □pBluescript SK-
- □pCMV-SPORT6
- □pT7T3D-PacI
- □lafmid BA
- □pAMP1