株式会社ダナフォーム


ORFクローン : 製品概要

ORFクローンについて

ダナフォームでは、ORFeome Collaborationにより収集されたヒトゲノムから予測される約18,500の全タンパク質コーディング領域(ORF)のコレクションの中から、12,200のヒトORFクローンと1,700のマウスORFクローンを頒布しています。 さらに、ゲノムネットワークプロジェクトで作製された395個のヒトORF entryクローンも頒布しています。全てのORFクローンは下記のクローン検索から検索できます。

クローン検索


*これらのクローンはmaterial transfar agreementに同意していただいた場合のみご提供します。


タンパク質をコードする遺伝子は、そのタンパク質合成に必要な遺伝情報を含むOpen Reading Frame (ORF)を構成するmRNAを発現します。多くのタンパク質発現アプリケーションでは、cDNAから未翻訳領域を除き、ORF領域のみを適切な発現ベクターにクローニングすることが重要です。 完全長cDNAをタンパク質発現クローンに転換することは、膨大なcDNAコレクションの機能解析にとって、大きな課題のひとつです。


ORFeome Collaboration (OC)は配列決定されたhuman ORF cDNAコレクションの構築を目的とし、2005年に結成されました。 "ORFeome"と呼ばれるヒトゲノムから予測される約18,500の全タンパク質コーディング領域(ORF)が、このプロジェクトによってクローニングされています。


ORFeome Collaboration の詳細については、下記サイトをご参照ください。

ORFeome Collaboration


すべてのORFクローンは、Thermo Fisher Scientific社のGateway®システムに対応するエントリーベクターにクローニングされています。 Gateway®システムは、 エントリーベクターのORF配列を効率的に目的ベクターへ転換するための、部位特異的組換えを使用しております。 Gateway®システムについては下記サイトをご参照ください。

Life Technologies>Gateway®テクノロジー(PDF)