株式会社ダナフォーム


完全長cDNAライブラリーの受託合成 : 技術情報

完全長cDNAライブラリーの技術概要

Cap-Trapper™法

ダナフォームの完全長cDNAライブラリーは、理化学研究所で開発されたCap-Trapper™法により作成するものです。 少量のtotal RNAから高い完全長率(最大95%)の完全長cDNAライブラリーを作成します。

Cap-Trapper™法は、真核生物のmRNAに特有のCap構造をビオチン化した後、RNaseI処理により不完全長cDNAのCap構造を選択的に取り除きます。 残ったビオチン化したCap構造を有する完全長cDNAは、ストレプトアビジンをコートした磁気ビーズでキャプチャーします。 選択された完全長cDNAをアルカリ処理することによりビーズから溶出します。 最終的に、ビーズから分離され1本鎖となった第一鎖cDNAの第二鎖を合成することにより、完全長cDNAを選択的に得ることができます。

Cap-Trapper™法の概要

論文

技術に関する論文