グローバル化が進む現代社会において、世界中のどこで発生したアウトブレイク（感染の突発的発生）も私たちの生活を大きく揺るがす脅威となり得ます。
　感染症との戦いは時間との勝負です。
　弊社ではこの度、スーパーコンピュータを用いて、感染症ゲノム検出に用いるプライマーセットを短期間で設計できる「統合プライマー設システム」を開発しました。
　本システムは、Web APIとして公開されているゲノム解析ツール群「PZLAST」を利用して開発したものです。
　本システムにより、従来研究者が数日から数週間かけて行ってきた設計検討の工程を、わずか数時間で完了することができるようになりました。

※「PZLAST」とは
情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所と、理化学研究 所、株式会社 PEZY Computing の協力により開発された遺伝子解析プログラム。
核酸やアミノ酸などの配列に対する高 速で高精度な相同性検索を行うことができる [5]。PZLAST をメタゲノム解析に適用したプログラムは Web サービス、ならびに Web API 3) として公開されており、誰でも利用す ることができる(https://pzlast.riken.jp/meta)。



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