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□「SmartAmp 2019新型コロナウイルス検出試薬」を発売いたします
2020年3月19日株式会社ダナフォーム(本社:神奈川県横浜市鶴見区)は、SmartAmp法※1およびEprimer※2を用いた研究用試薬「SmartAmp 2019新型コロナウイルス検出試薬」を、本日3月19日より発売いたします。
本製品は、神奈川県衛生研究所と国立研究開発法人理化学研究所(以下、「理化学研究所」)が開発した新型コロナウイルスの迅速検出法に基づきます。本製品は既存のリアルタイムPCR装置等を活用し、検体より抽出したRNA※3 から迅速に新型コロナウイルスを検出することが可能です。
当社は、新型コロナウイルスの情報収集に努め、状況に応じて適切な対応をおこなってまいります。
[製品概要]
製品名:SmartAmp 2019新型コロナウイルス検出試薬
希望納入価格:24,000円(税別)
包装単位:24 テスト分
貯蔵方法:-70℃
製品コード:RR005
※1 SmartAmp法
SmartAmp法は、理化学研究所とダナフォームが共同開発した、等温核酸増幅法です。非対称なプライマーセットと鎖置換反応活性を持つDNAポリメラーゼ(Aac DNA Polymerase)によって等温条件下で核酸増幅を行うことが技術的な特徴です。
SmartAmp法で使用するプライマーは、伸長後の合成鎖とループ構造を形成するように設計されています。このループ構造が等温条件下でプライマーが結合する一本鎖状の領域を提供します。Aac DNA Polymeraseは、強い鎖置換反応活性をもち、DNA鎖合成の進行方向にある二本鎖DNAを解離しながら伸長反応が進行します。SmartAmp法では、非対称なプライマーデザインによって、SNPや遺伝子変異を検出し易いのが特徴です。
既存のリアルタイムPCR装置をそのまま利用することができるとともに、PCR法のような温度の上下を必要としないため、増幅時間の短縮およびエネルギー消費量の削減が可能で地球環境にもやさしい技術です。
※2 Eprimer
Eprimerは、ダナフォームが理化学研究所と共同開発した新規蛍光プローブです。この蛍光プローブは、1本鎖の状態では消光していますが、相補鎖と特異的にハイブリダイズすることにより蛍光を発するため、PCR法やSmartAmp法に適用すると、極めてシャープに目的の核酸配列を検出できます。
※3 検体より抽出したRNA:
「病原体検出マニュアル 2019-nCoV」(国立感染症研究所)に準じます。
本件に関するお問い合わせ先
【ニュースリリース・販売に関するお問い合わせ先】
株式会社ダナフォーム 企画部
FAX: 045-510-0608
E-mail: order@dnaform.jp
【本製品に関するお問い合わせ先】
株式会社ダナフォーム お客様サポート
FAX: 045-510-0608
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