□ご挨拶中国の武漢で端を発した新型コロナウイルス感染症は、全世界レベルでのパンデミックを起こし、多くの人々が命を落としました。世の中は一変し、ニーズが急速に変貌しています。世界全体が今までにない状態になり、我々の生活スタイルにも革命が生じたと言わざるを得ません。リモートでできる社会経済活動は、すべてリモートになり、人流の制限による経済活動の変化が起こっています。新型コロナウイルスが季節性に変化し収束に推移しても、リモートでできるところはリモートで行い、社会的距離はできる限り保つという我々の生活スタイルが以前と全く同じに戻るとは思えない状態になっています。 |
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また、感染症との闘いも、病原体の変異による進化との闘いになっています。新型コロナウイルスに見られるように変異による病原体の感染力増強や中和抗体を回避(ワクチンの無効化)、さらに、2050年にはAMR(Antimicrobial Resistance,多剤耐性菌)が、ガンを抜き地球規模で人類全体の死因1位になると予測されています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ガン治療に関しても、ゲノム医療の発達により、最も適切な抗がん剤を選択し治療する高精度医療(Precision Medicine)が急速に発達し、非常に大きな治療成果が上がっていますが、薬剤耐性のガンの出現が次のテーマになってきています。感染症・ガンともに、感染症病原体・ガン細胞の変化と、診断治療の追っかけっこが社会ニーズになっています。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2020年1月末、ダイアモンドプリンセス号が横浜港に着岸してから、まるで戦場と化した時に、神奈川県の黒岩知事が当社にすぐに診断キットを作ってくれという緊急の要請がありました。この時にも、急に発生した大きな社会ニーズにこたえるため、当社は2週間でキットを完成させ、製造供給を始めました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
これらの社会環境、地球環境の激動と変化による社会ニーズの必要度、悲壮感、切迫感が激変しており、激変する社会ニーズにこたえることが、当社の使命であると考えております。全社一丸となってNever Give Upの精神で、社会ニーズにこたえるため、全力を尽くす所存です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
□林﨑 良英 略歴 (2023年5月22日現在) |
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現職 |
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株式会社ダナフォーム 代表取締役、株式会社Mirai Genomics 代表取締役、株式会社SS Dnaform 代表取締役会長 〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2-6-29 アスクサンシンビル3階 TEL:045-510-0607 FAX:045-510-0608 |
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略歴 |
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主な受賞 |
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主要論文(英文査読あり原著論文 全575報) |
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【FANTOMプロジェクト】 |
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FANTOM関連論文は http://fantom.gsc.riken.jp/papers/ をご参照ください。 |