株式会社ダナフォーム


ご挨拶

中国の武漢で端を発した新型コロナウイルス感染症は、全世界レベルでのパンデミックを起こし、多くの人々が命を落としました。世の中は一変し、ニーズが急速に変貌しています。世界全体が今までにない状態になり、我々の生活スタイルにも革命が生じたと言わざるを得ません。リモートでできる社会経済活動は、すべてリモートになり、人流の制限による経済活動の変化が起こっています。新型コロナウイルスが季節性に変化し収束に推移しても、リモートでできるところはリモートで行い、社会的距離はできる限り保つという我々の生活スタイルが以前と全く同じに戻るとは思えない状態になっています。
 また、感染症との闘いも、病原体の変異による進化との闘いになっています。新型コロナウイルスに見られるように変異による病原体の感染力増強や中和抗体を回避(ワクチンの無効化)、さらに、2050年にはAMR(Antimicrobial Resistance,多剤耐性菌)が、ガンを抜き地球規模で人類全体の死因1位になると予測されています。
 ガン治療に関しても、ゲノム医療の発達により、最も適切な抗がん剤を選択し治療する高精度医療(Precision Medicine)が急速に発達し、非常に大きな治療成果が上がっていますが、薬剤耐性のガンの出現が次のテーマになってきています。感染症・ガンともに、感染症病原体・ガン細胞の変化と、診断治療の追っかけっこが社会ニーズになっています。
 2020年1月末、ダイアモンドプリンセス号が横浜港に着岸してから、まるで戦場と化した時に、神奈川県の黒岩知事が当社にすぐに診断キットを作ってくれという緊急の要請がありました。この時にも、急に発生した大きな社会ニーズにこたえるため、当社は2週間でキットを完成させ、製造供給を始めました。
 これらの社会環境、地球環境の激動と変化による社会ニーズの必要度、悲壮感、切迫感が激変しており、激変する社会ニーズにこたえることが、当社の使命であると考えております。全社一丸となってNever Give Upの精神で、社会ニーズにこたえるため、全力を尽くす所存です。

林﨑 良英 略歴

昭和57年 大阪大学医学部医学科卒業
昭和61年 大阪大学大学院医学部内科系博士課程修了 医学博士
平成 4年~平成6年 理化学研究所ライフサイエンス筑波研究センター ジーンバンク室研究員
平成 6年~平成7年 理化学研究所 ライフサイエンス筑波研究センター真核生物研究室 主任研究員
平成 7年~平成10年 理化学研究所 ゲノム科学研究室 主任研究員
平成 7年~平成22年
平成10年~平成25年 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 客員教授 横浜市立大学大学院 国際総合科学研究科 客員教授
平成13年~平成15年 理化学研究所 遺伝子構造・機能研究グループ グループリーダー
平成15年~平成18年 理化学研究所 林崎生体分子機能研究室 主任研究員
平成15年~ スウェーデン王立カロリンスカ研究所 客員教授
平成22年~ スウェーデン国立生命科学研究所Science for Life Laboratory (SciLifeLab) , Scientific Advisory Board (科学諮問委員会顧問)
平成15年~平成21年 クイーンズランド大学(オーストラリア) Honorary Professor
平成18年~平成20年 理化学研究所ゲノム科学総合研究センター 遺伝子構造・機能研究グループ プロジェクトディレクター
平成20年~平成25年 理化学研究所 オミックス基盤研究領域 領域長
平成20年~平成22年 京都大学大学院 客員教授
平成24年~平成25年 Beijing Genomics Institute (BGI) (中国) 客員教授
平成24年~平成27年
平成27年~ Board of Trustees、BioBank Qatar (カタール) International Scientific Advisory Committee (ISAC)(カタール)
平成25年~令和3年 理化学研究所 予防医療・診断技術開発プログラム プログラムディレクター
平成25年~平成30年 オミックス医療学会 副理事長
平成26年~ 大阪大学 招へい教授
平成27年~ 順天堂大学大学院医学研究科 ゲノム再生医療センター 客員教授
平成27年~ 日中医学協会 理事、協力委員会委員
平成27年~ Distinguished visiting professor, University at Buffalo, the State University of New York (USA)
平成27年~平成30年 理化学研究所 理事長補佐
平成28年~ 理化学研究所 中核研究管理職
平成28年~ 慶應義塾大学 SFC研究所 上席所員
平成30年~ レアバリアント・サーベイランス研究会 監事
平成31年~ 京都大学大学院 非常勤講師
令和3年 理化学研究所退職
令和3年~ 株式会社Mirai Genomics 代表取締役、株式会社ダナフォーム 取締役、株式会社SS Dnaform 代表取締役会長 就任