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Human Single Fold scFv Libraries I +J (Tomlinson I+J)

ダナフォーム本社
Tel: 045-510-0607

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製品について

MRC Laboratory of Molecular BiologyのGreg Winter研究所とMRC Centre for Protein Engineering (Cambridge, UK)は、過去10年以上にわたって、ファージディスプレイセレクション法を用いて、殆ど全ての標的分子に対する抗体可変領域を持ついくつものファージ抗体ライブラリーを作り上げてきました。これらのファージ抗体は、動物への免疫を必要とせずに僅かな時間で単離できる上に、従来のモノクローナル抗体と同様に、多くのアプリケーション(ELAISA, ウエスタンブロッティング、FACS、免疫組織化学等)に用いることが出来ます。現在ではnaive や single pot と呼ばれるファージ抗体ライブラリーが、多様なタンパク質やペプチド、微小分子に対して高い特異性を持つファージ抗体を得るために、世界中の研究所において有効に用いられています。ダナフォームでは、1億種類以上のscFv断片をアンピシリン耐性ファージミドベクターにクローニングしたライブラリー(Tomlinson I+J)を、大腸菌TG1形質転換体として頒布しています(scFv断片は単一ポリペプチドとGlycine-Serine linkerで結合しているVH及びVLドメインから構成されています)。下記の製品データシートに記載されているプロトコルに注意深く従えば、大量のファージミドを作製することができ、チューブ表面に結合させたり、ビオチン化してストレプトアビジンコートビーズと結合させたりすることで、標的分子に特異的なファージ抗体を選別することが出来ます(パニング法)。パニング法により非結合ファージ抗体は除去され、標的分子と結合したファージミドのみを溶出し、大腸菌TG1に感染・増幅することが出来ます。一度パニングを行ったライブラリーから再度ファージミドを選別する場合には、パニングの操作を通常2縲鰀3回繰り返すことで、標的分子に特異的に結合するscFvを半分以上得ることが出来ます。更にモノクローナルscFvは、結合によるスクリーニング(ELISAプロトコルを使用)や標的分子の更なる解析に用いることができます。 ライブラリー(Tomlinson I+J)に含まれている全ての機能性scFvは、Protein A及びProtein Lと結合できるため、これらの2次抗体を検出、精製そして固定等に用いることが出来ます。2次抗体にはmycまたはHIS6タグを用いることも可能ですが、Protein A、Protein Lを用いた場合に、より良好な結果が得られています。

このライブラリーの詳細はこちらをご参照下さい。
> de Wildt et al, Nature Biotech vol 18, 2000 pp 989 - 993 (pdfファイル)

また、The MRC Centre for Protein Engineeringで公開されている、抗体Phage Displayに関する質問・回答もご利用下さい。
> Phage Display Questions & Answers

技術関連情報
> 製品データシート (pdfファイル)