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平成18年5月15日 ダナフォーム社、英国Geneservice社と独占的頒布契約を締結 英国ケンブリッジのGeneservice社(以下GSL)と日本の株式会社ダナフォーム(以下ダナフォーム)は本日両社が独占的頒布契約締結したことを発表した。これによりダナフォームとGSLは、米国連邦保健機構(通称NIH)のような一流の世界的な研究機関が創出したユニークなゲノム・リソースと同様に、独立行政法人理化学研究所が開発したFANTOM®クローンを2社共同で頒布する。この戦略的提携により世界のライフサイエンス関係者は、ヒト・マウス・ラット・霊長類・線虫・ショウジョウバエ・アフリカツメガエル等主要なモデル動物の世界最大のcDNA及びゲノムクロ-ンリソースコレクシヨンを入手可能となる。 GSLのCEOであるTom Weaver氏は「当社がダナフォーム社と提携することにより理化学研究所のすばらしいリソースと当社のクローンコレクションを組合せることが可能となり、そして同時にアジア地域への進出も果たせるそんな将来展望にワクワクしています」と述べている。 ダナフォーム社は理化学研究所のcDNAライブラリー作製技術の開発に積極的に取組んでおりその独占的特許権を保有しているが、同社のCEOである宇治田日侶史氏は今回の提携を歓迎するとともに「今回の戦略的提携は日本国内及びアジア諸国での当社の製品群を急速に拡大し、かつ理化学研究所のFANTOM®クローンを特にEU諸国で効率的に販売することにつながる。」と強調した。 このこれまでにない提携はまた多くの研究関係者の間でも歓迎されており、一般公開されているクローンコレクションへの認知度向上と研究のためのより容易なアクセスを実現することへの大きな前進と受けとめられている。理化学研究所ゲノム科学総合研究センターのプロジェクトダイレクターである林崎良英博士は、「今回の提携は我々にとっても極めて意義のある重要なものであり、これによりFANTOM®クローンへの学究的アクセスの大きな道を開いてくれることを希望している。その上、日本のクローンプロバイダーが初めて国際的ゲノムプロジェクトから全てのクローンを提供することとなったことは喜ばしい。」と述べている。DFCI[ダナ・ファーバー癌研究所:米国]のMarc Vidal博士は、「新しいゲノミクスとシステムバイオロジーの理論的枠組みはゲノムワイドなクローンリソースの創造を必要とする。よって、このような貴重なリソースを、特に専門的クローンプロバイダーが存在していないアジア地域で研究関係者に提供することになる今回のような国際的な取組みが絶対に必要である。」と言い添えている。 編集者注記 ダナフォーム社について: |